こんにちは!DIY趣味ブログです!
前回に引き続き工具のお話ですが、「メーカーはどこを選べばいいの?」と迷いませんか?
その悩みに色々な工具を使用してきた私が実体験をもとにお話ししていきたいと思います。
どんな工具メーカーが有る?
まず工具メーカーで私が使用したことのあるものから紹介していきたいと思います。
【ソケット】【エクステンション】【コンビネーションレンチ】【板ラチェット】【エアインパクト】【ラチェット】【スピンナーハンドル】【電動工具】【トルクレンチ】
・DEEN
【メガネレンチ】【板ラチェット】【コンビネーションレンチ】【スピンナーハンドル】
【収納アクセサリ】【特殊工具】
・SK11
【エクステンションバー】
【モンキーレンチ】
【ラチェット】【エクステンションバー】
・Wera
【ドライバーセット】
【トルクレンチ】
以上は私が使用したことのあるメーカーとなります。
上記で紹介した工具メーカーですが、個人的に思うのが得意不得意があるという事です。
一つのメーカーの全ての商品が使いやすいかと問われると答えは「NO」です。
私個人が感じた感想を交えて紹介していきたいと思います。
Snap-on(BluePoint)
Snap-onは「ソケット」「コンビネーションレンチ」「ラチェット」「工具箱」が優秀だと感じます。
~良い点~
ソケットは強固に食いつきますしレンチの精度も高くボルト・ナットが破損していない限り舐める事はありません。六角レンチ等ほかのソケット関係も精度良く作られているのでソケットはSnap-onをおすすめします。
ラチェットについてはギア歯数が80有り、あまりラチェットを振れないところでも少しずつ緩めていくことができます。また、スイベルやフレックス等色々な種類があるのも嬉しいところです。
トルクレンチも愛用していますが、電子式で角度締めもできる優秀な奴です。9万円位しますがかなりおすすめです。
工具箱もロック機構が有り工具をたくさん収納した状態でも安心して動かすことができます。天板には耳がついており部品の脱落防止も完璧です。
~気になる点~
まず金額が高いです。全部Snap-onで揃えると車が買えます。普通の3/8ソケットセットで3万円くらいします。但し金額をかけるだけの価値があると思います。
また、気軽に店頭販売されていないのも購入し辛い要因となっています。
電動工具についてはあまり良い印象がありませんでした。電動インパクトは切り替えることなく手元で左右どちらにも回せる機構で良かったのですが、DEWALTの電動インパクトと比べると同じ電圧でも重いだけでトルクが無かったり、回転の余韻が残り使い辛かったです。
ラチェットについてですが、ギア歯数が多く狭い場所でも使用できますが歯数が多いという事は噛み合いを強くしなければならず空転トルクが重いです。手で緩めるには硬い中途半端な状態だとちょっと回し辛いと感じるかもしれません。
MACTOOLS(DEWALT)
MACTOOLS(DEWALT)ですが、「電動インパクト」が優秀でした。
~良い点~
電動インパクトはパワーが有りハブナットも緩めることができます。いま私の使用している電動インパクトレンチは廃盤になっています。前モデルの18Vの電動インパクトを使用していますが動きもリニアに反応してくれるので操作がしやすくお勧めです。
~気になる点~
今の流行で工具箱の縁に耳がついておらず天板が平面で部品を置いた際に転がり落ちてしまいます。
ラチェットのギア数は90ギアの物が有ったりとSnap-onより細かいですが、少々遊びが大きい感じがします。
ソケットについてはメトリックスタンダードソケットと言われる、舐めたボルトも緩められるという事が売りのソケットがあるのですが、スピンナーハンドルで大トルクをかけた際にソケットが負けてしまう事があり使い辛かったです。
KTC(nepros)
KTCは皆さんも良くホームセンター等で見たことがあるのではないでしょうか。
私はneprosのクローフットレンチをよく使用します。
~良い点~
クローフットレンチだけ今は使用していますが、他メーカーと違いソケット部分から先端部分までの距離が長くトルクレンチとの相性が良く使いやすいです。他メーカーだとトルクレンチの頭部分と干渉し使用できないことがありました。
~気になる点~
neprosブランドではなくKTCのソケットを持っているのですが、ギア数が多く空転トルクも重いというとても使い辛いイメージがあります。
併せてドライバーセットも先端が尖っており車のタッピングビスには使用し辛かったです。
購入するのであればneprosブランドをおすすめします。
DEEN
DEENは金額と性能がちょうどいいバランスのメーカーです。
メガネレンチ・板ラチェット・コンビネーションレンチはDEENを使用しています。
~良い点~
ある程度の金額である程度の品質があると思います。
板ラチェットも3年くらい使用していますがなかなか壊れません。
意外とソケットセットも使いやすいです。
~気になる点~
どうしてもSnap-on等金額の高い工具と比べると精度は悪いので舐めかけているボルトや狭く見え辛い所の作業で使用する際は気を付けましょう。
アストロプロダクツ
アストロプロダクツの工具は安くていいです。
沢山使うと壊れる前提で使用しましょう。
~良い点~
とにかく安いのと、いろんな種類の特殊工具を販売しているので痒い所に手が届く商品が多いです。
バイク整備をやっているとクランクインストーラーが必要であったりバイクジャッキが必要であったりとホームセンターでは揃わないような物が手に入って助かります。
DIYで数回しか使わない工具であればアストロプロダクツで揃えるのもありだと思います。
~気になる点~
ラチェットに取り付けて使用するソケットは気を付けましょう。トルクスや6角ソケットは壊れる際に捻じれずに破断する為締め付けている部材を傷つける可能性があります。
使用する際は壊れる前提で使用した方が無難かと思います。
SK11
SK11ですがこちらも安めに手に入るメーカーとなります。
良くホームセンターで手に入る工具はこちらが多いかと思います。
~良い点~
入手性がとてもよく金額もリーズナブルです。
また、壊れやすいかと言われるとそんなこともないので可もなく不可もなくだと思います。
~気になる点~
SK11で揃えるのであれば私はアストロプロダクツで良いかと思います。金額としては微妙なラインではありますが、同じメーカーで合わせてしまった方が通販等でも購入しやすいかと思いますし、SK11でなければならないといった工具も特にないのが現状です。
BAHCO
BAHCOの製品はモンキーレンチを所有しています。
~良い点~
BAHCOのモンキーレンチは調節ネジの動きが良くとても使いやすいです。また、グリップにゴムが巻いてあるタイプもあり作業性も良いです。
~気になる点~
KTC等のモンキーレンチとBAHCOのモンキーレンチは調整ネジの回す向きが逆になっています。
2メーカー所持していると回す方向が逆になりとても使い辛いので私はモンキーレンチに関してはBAHCOで統一しています。
Ko-ken
Ko-kenはラチェットがおすすめです。
~良い点~
とにかく空転トルクが軽いです。Snap-onのラチェットで狭い所は回しますが、広い場所での作業で10mmソケットを使用する場合等は毎回Ko-kenのラチェットを使用しています。とにかく初めてのラチェットはこちらをおすすめします。
また、エクステンションバーも使いやすいです。下の方がローレット加工の様になっており指でつまんで回しやすいです。
~気になる点~
ギア数が少なく嚙み合いが大きい筈なのですが、意外と壊れます。
2年で1本位のペースで壊れるイメージです。但し仕事で使っての話なのでDIYや趣味で使用する分には中々壊れる事は考え辛いです。
Wera
Weraはドライバーを所有しています。
~良い点~
KTCの際にドライバーについて記載しましたがWeraのドライバーは先端が尖っておらずネジ穴にフィットします。また、先端部分が滑り止め加工をしてあるので確実なグリップが出来ネジ山を飛ばし辛いです。
~気になる点~
意外とすぐに先端部分の滑り止め加工がなくなってきます。また、貫通ドライバーではないのでハンマーで叩いたりの使用方法が出来ません。
TOHNICHI
TOHNICHIはトルクレンチを所有しています。
~良い点~
プレセット型で数値が読みやすく使いやすいです。また、トルク調整範囲も大きく上記2本を持っているだけで大体のトルク管理ができます。
~気になる点~
購入は簡単ですが、公正に出す際は少々面倒くさいと感じます。基本的には使用回数で調整に出すのでDIY整備であれば規定回数に中々到達しないのであまり気にしなくてもいいかもしれません。
工具別おすすめメーカーまとめ
以上を踏まえてのおすすめ工具別メーカーですが、
・ラチェット
【Snap-on】【Ko-ken】
・ソケットセット
【Snap-on】【DEEN】
・トルクレンチ
【Snap-on】【TOHNICHI】
・電動工具
【MACTOOLS(DEWALT)】
・ドライバーセット
【Wera】
・モンキーレンチ
【BAHCO】
・その他特殊工具等
【アストロプロダクツ】
以上が私の経験からのおすすめです。
一つのメーカーに囚われず色々な工具を試してみることをお勧めしますし、私の感覚で話をしているので実際皆さんが手に取って触ると使いやすいと感じる事は良くある事です。
今回の記事は参考程度に工具を吟味してみてください。
それでは、楽しいカーライフを!
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